「面接に履歴書を持参してくださいと言われたけれど、封筒に入れたほうがいい?」
「履歴書を手渡しするなら、封筒は封をするの?受付と面接官では渡し方が違う?」
履歴書を郵送した経験はあっても、面接当日に履歴書を手渡しする方法は分かりにくいと感じる人もいると思います。
履歴書を持参する場合は、移動中に折れたり汚れたりしないよう、クリアファイルと封筒へ入れて持ち運ぶと安心ですね。
一方、実際の渡し方は「受付で預ける場合」と「面接官へ直接渡す場合」で少し異なります。
この記事では、履歴書を手渡しするときの封筒の書き方から、面接当日の渡し方までを順番に解説します。
履歴書以外の面接当日の準備も確認したい場合は、転職面接の持ち物は?対面面接の準備・忘れ物チェックリストも参考にしてください。
▶本記事の概要
- 履歴書を手渡しする前に封筒とクリアファイルを準備する
- 履歴書を持参する封筒の書き方と入れ方
- 面接当日の履歴書の渡し方を場面別に確認する
- 履歴書を手渡しするときによくある疑問
- まとめ|履歴書の手渡しは相手が受け取りやすい形を意識する
履歴書を手渡しする前に封筒とクリアファイルを準備する
履歴書を面接へ持参するときは、履歴書だけをバッグへ直接入れるのではなく、クリアファイルと封筒を用意すると持ち運びやすくなります。
企業から封筒の種類や提出方法を指定されている場合は、一般的なマナーよりも応募先からの案内を優先してください。
- A4サイズが入る封筒を用意する
- 履歴書をクリアファイルへ入れる
- 手渡しする場合は封筒の封をしない
- 郵送用の送付状は基本的に入れない
A4サイズが入る封筒を用意する
A4サイズの応募書類を折らずに持参する場合は、角形2号(角2)や角形A4号など、A4の書類が入る封筒を選びます。
色は白の無地が使いやすいでしょう。茶封筒だから提出できないわけではありませんが、応募書類用として白封筒を準備しておくと迷いにくいと思います。
履歴書を持参する機会が続く場合は、A4クリアファイルと角形2号の白封筒をまとめて用意しておくと便利ですね。
履歴書はクリアファイルに入れてから封筒へ入れる
履歴書をそのまま封筒へ入れると、バッグの中で折れたり、角が曲がったりする可能性があります。
まず履歴書や職務経歴書を透明なクリアファイルへまとめ、そのクリアファイルを封筒へ入れると書類を保護しやすくなります。
職務経歴書なども指定されている場合は、履歴書だけを持っていかないよう、面接案内をもう一度確認しておきましょう。
履歴書を手渡しするなら封筒は封をしない
面接当日に履歴書を手渡しする場合は、基本的に封筒の封をしない状態で持参します。
面接官へ直接渡すときに、その場ですぐ応募書類を取り出せるためです。
のり付けした封筒を面接会場で開けると時間がかかるため、特別な指示がなければ封入口は閉じない形で問題ありません。
手渡しなら送付状は基本的に必要ない
履歴書を郵送するときには送付状を添えることがありますが、面接で本人が直接持参する場合は基本的に必要ありません。
対面で挨拶しながら応募書類を渡せるためですね。
一方、郵送する場合は準備内容が変わります。履歴書を郵便で提出する人は、履歴書の郵送方法|封筒の書き方・送付状・入れ方と発送前確認を確認してください。
履歴書を持参する封筒の書き方と入れ方
履歴書を手渡しする場合、郵送用の封筒とは書く内容が少し異なります。
郵便で送らないため、応募先企業の住所や採用担当者の宛名を書く必要はありません。
- 表面に「履歴書在中」または「応募書類在中」と書く
- 裏面に自分の住所・郵便番号・氏名を書く
- 応募書類をクリアファイルへまとめる
- 封筒の封はしない
表面には「履歴書在中」と記載する
封筒の表面には、赤字で「履歴書在中」と記載します。
履歴書だけではなく職務経歴書など複数の書類を入れる場合は、「応募書類在中」としても分かりやすいでしょう。
手書きが不安なら、市販されている「履歴書在中」のスタンプや、最初から印刷された封筒を利用する方法もあります。
裏面には自分の住所と氏名を書く
封筒の裏面には、自分の郵便番号・住所・氏名を記載します。
履歴書を受付でそのまま預けることになった場合でも、誰の応募書類なのか確認しやすくなりますね。
郵送ではないため、表面に会社の住所や「採用担当者様」などの宛名を書く必要はありません。
履歴書の日付は面接当日を確認する
履歴書に日付欄がある場合は、企業へ提出する日を基準に記入します。
面接当日に持参して手渡しするなら、面接当日の日付になっているか確認しておきましょう。
以前作成した履歴書を使う場合は、日付だけでなく志望動機・住所・電話番号・職歴なども現在の内容と一致しているか見直すと安心です。
面接当日の履歴書の渡し方を場面別に確認する
履歴書を手渡しするときに特に迷いやすいのが、封筒から出すタイミングです。
受付で預ける場合と、面接官へ直接渡す場合を分けて考えると分かりやすいでしょう。
- 受付で預ける場合は封筒に入れたまま渡す
- 面接官へ直接渡す場合は封筒から取り出す
- 相手から文字が読める向きにする
- 一言添えて両手で渡す
受付で履歴書を渡す場合
会社へ到着し、受付担当者から「履歴書をお預かりします」と言われる場合があります。
この場合は、履歴書を封筒から出さず、封筒に入れた状態で渡すと分かりやすいでしょう。
封筒の表面が相手から読める向きになるようにして、両手で差し出します。
「本日面接のお約束をしております○○です。履歴書をお持ちしました。よろしくお願いいたします」など、短く一言添えると自然ですね。
面接官へ直接履歴書を渡す場合
面接室へ入り、面接官から履歴書の提出を求められた場合は、封筒から応募書類を取り出します。
履歴書の上下を確認し、面接官から文字を読める向きにして両手で渡してください。
例えば、「履歴書を持参いたしました。本日はよろしくお願いいたします」と伝えながら渡す形なら、用件も分かりやすいと思います。
企業によってはクリアファイルごと預かる場合もあります。提出方法について面接官から案内があれば、その方法に合わせましょう。
履歴書を出すタイミングが分からない場合
面接が始まっても履歴書について何も言われないケースもあります。
その場合は、勝手に机へ置くよりも「履歴書を持参しておりますが、こちらでお渡ししてもよろしいでしょうか」と確認すると状況を判断しやすくなります。
また、面接当日は履歴書以外にも筆記用具や面接案内などを使う可能性があります。忘れ物が心配な人は面接当日の持ち物はこちらから確認できます。
履歴書を手渡しするときによくある疑問
履歴書を持参するときは、封筒以外にも「コピーは必要?」「間違いを見つけたら?」など細かな疑問が出てくると思います。
- 履歴書のコピーは持っていく?
- 履歴書を封筒へ入れ忘れたら?
- 提出前に間違いを見つけたら?
- メール提出へ変更されたら?
履歴書のコピーは持っていく?
企業へ提出する履歴書とは別に、自分用のコピーがあると面接前の確認に使えます。
履歴書へ書いた志望動機や職歴を直前に見直せるため、提出用とは分けて持っておくと便利でしょう。
自分用のコピーは企業へ渡すものではないので、別のクリアファイルへ分けておくと混ざりにくいですね。
封筒へ入れ忘れた場合はどうする?
面接会場へ向かう途中で気づき、時間に余裕があるなら、コンビニや文具店などで封筒を購入する方法があります。
どうしても用意できない場合でも、まず履歴書を折ったり汚したりしないようクリアファイルで保護してください。
封筒を買うために面接へ遅刻しそうなら、時間を優先したほうが現実的だと思います。
履歴書の間違いに気づいたら?
まだ提出していない段階なら、時間があれば正しい履歴書を準備し直します。
すでに提出した後で誤りに気づいた場合は、間違いの内容によって企業へ連絡する方法を考えます。
提出後の具体的な対応は、履歴書を提出後に間違いに気づいたら?訂正連絡と再提出のメール例文で詳しく紹介しています。
メール提出へ変更された場合は?
企業から「当日の持参ではなくメールで送ってください」と案内された場合は、その指示へ切り替えます。
メールでは封筒を使わず、PDFなど指定された形式で履歴書を添付する形になります。
件名やファイル名まで確認したい人は、履歴書のメールでの送り方はこちらも参考にしてください。
また、履歴書や面接準備を一人で進めることに不安がある人は、転職支援サービスへ相談する選択肢もあります。
type転職エージェントでは、求人紹介だけでなく応募書類や面接について相談できるサービスが案内されています。転職活動全体のサポートを受けたい人は、特徴や利用時の注意点を確認してみるのも一つの方法です。
まとめ|履歴書の手渡しは相手が受け取りやすい形を意識する
履歴書を手渡しするときは、難しい作法を覚えるよりも、応募書類をきれいな状態で持参し、相手が確認しやすい形で渡すことを意識すると分かりやすいと思います。
履歴書はクリアファイルと封筒へ入れて持参し、基本的には封をしません。
受付で預ける場合は封筒のまま、面接官へ直接渡す場合は封筒から取り出し、相手が読める向きにして両手で渡します。
ただし、応募先から提出方法を指定されている場合は、その案内を優先してください。
▶本記事の振り返り
- 履歴書はクリアファイルとA4サイズ対応の封筒へ入れて持参する
- 手渡しの場合は封筒をのり付けせずに準備する
- 封筒の表面には「履歴書在中」または「応募書類在中」と記載する
- 受付では封筒のまま、面接官へは取り出して渡す
- 履歴書は相手が読める向きにして両手で渡す
- 企業から個別の提出方法を指定されている場合は案内を優先する
履歴書を準備できたら、前日までに面接日時・会場・必要な持ち物もあわせて確認しておくと、当日に慌てる場面を減らせると思います。
履歴書以外に必要なものは、転職面接の持ち物チェックリストから確認してみてください。