「初めてアルバイトに応募するけれど、履歴書はどう書けばいいのだろう」「バイト経験がない場合、学歴や職歴、志望動機には何を書けばいいのかな……」
初めてのアルバイトでは、履歴書の書き方がわからず、応募前に悩むこともありますよね。
特に学生やアルバイト未経験の方は、学歴をどこから書くのか、職歴がない場合はどうするのか、迷ってしまうかもしれません。
アルバイトの履歴書では、これまでの学歴や経験、応募した理由、実際に働ける曜日や時間を正確に伝えることが大切です。
特別な経験や資格がなくても、応募先の仕事内容と自分の希望を整理すると、志望動機や本人希望欄を書きやすくなります。
この記事では、初めてバイトの履歴書を書く方に向けて、基本情報・写真・学歴・職歴・志望動機・勤務可能な時間の書き方を例文付きで解説します。
▶本記事の概要
- 初めてのバイト履歴書を書く前に確認すること
- バイト履歴書の基本情報・写真・学歴・職歴の書き方
- バイト履歴書の志望動機・勤務可能日・本人希望欄の書き方
- バイトの履歴書を提出する前に確認したいこと
初めてのバイト履歴書を書く前に確認すること
初めてアルバイトに応募するときは、履歴書を用意する前に、応募先からの案内を確認してみましょう。
アルバイトの求人には、履歴書の提出が必要なものと、不要なものがあります。
また、企業が独自の応募用紙やWebフォームを用意している場合もあるため、応募先が指定する書式や提出方法を優先することがポイントです。
まずは、次の項目を確認してみてください。
- 履歴書の提出が必要か
- 応募先が指定する履歴書の書式はあるか
- 手書きとパソコン作成のどちらを使用するか
- 証明写真の添付が必要か
- 面接当日に持参するのか、事前に提出するのか
履歴書の指定がない場合は、市販のアルバイト向け履歴書や厚生労働省の履歴書様式例などを確認する方法があります。
厚生労働省の履歴書様式例は、ハローワークの公式サイトから確認できます。
ただし、高校生の就職活動などでは、一般的なアルバイト応募とは異なる指定書式が使用される場合もあります。
学校や応募先から指定がある場合は、その案内に合わせて準備してみましょう。
履歴書を面接当日に持参する場合は、ほかに必要な持ち物も確認しておくと安心です。
初めてのバイト面接で準備したい持ち物については、初めてのバイト面接で聞かれる質問と持ち物はこちらから確認できます。
バイト履歴書の基本情報・写真・学歴・職歴の書き方
アルバイトの履歴書には、氏名や住所のほか、学歴・職歴などを記入する欄があります。
初めて書く場合は、次の4つに分けて確認すると整理しやすくなります。
- 氏名・住所・連絡先など基本情報の書き方
- 履歴書に使用する証明写真の準備方法
- 学生向けの学歴欄の書き方
- アルバイト未経験者の職歴欄の書き方
氏名・住所・連絡先など基本情報の書き方
履歴書の基本情報には、氏名・生年月日・住所・電話番号などを記入します。
最初に記入する日付は、応募先の案内に合わせて、提出日や持参日などを記入しましょう。
日付の書き方は、西暦と和暦のどちらかに統一すると見やすくなります。
次に、各項目を確認してみてください。
- 氏名:氏名とふりがなを正確に記入する
- 生年月日:生年月日と、指定された基準日時点の満年齢を記入する
- 住所:郵便番号から番地、建物名、部屋番号まで記入する
- 電話番号:応募先からの連絡を受けられる番号を記入する
- メールアドレス:メールで連絡を受ける場合は、普段確認できるアドレスを記入する
氏名のふりがなは、履歴書に「ふりがな」と書かれていればひらがな、「フリガナ」と書かれていればカタカナで記入する方法が一般的です。
また、厚生労働省の履歴書様式例では、性別欄の記載は任意となっています。
氏名や連絡先に誤りがあると、応募先からの連絡に気付きにくくなる場合もあるため、記入後に確認しておきましょう。
履歴書に使用する証明写真の準備方法
バイトの履歴書で写真の添付が求められている場合は、応募先が指定するサイズや撮影条件を確認しましょう。
一般的な履歴書では、縦4cm・横3cm程度の証明写真が使われますが、指定された履歴書によって異なる場合があります。
写真を用意する際は、次の項目を確認してみてください。
- 履歴書の写真欄に合ったサイズか
- 顔がはっきり確認できる写真か
- 背景や服装が応募書類に適しているか
- 現在の髪型や容姿と大きく異ならない写真か
- 応募先から撮影時期の指定があるか
証明写真は、証明写真機や写真店などで用意できます。
スマートフォンで撮影した写真を使用する場合は、応募先の指定を確認し、背景や明るさ、印刷の仕上がりにも注意したいですね。
服装については、アルバイトの応募先によって求められるものが異なります。
服装の指定がなければ、清潔感のある落ち着いた服装を選ぶ方法があります。高校生の場合は、学校の制服を使用することも考えられるでしょう。
写真が必要かどうかは、履歴書の書式と応募先の案内を確認して判断してみてください。
学生向けの学歴欄の書き方
学生の場合は、現在通っている学校も含めて、学歴を正確に記入しましょう。
アルバイトの履歴書では、学校名を省略せずに記入し、入学・卒業の年月がわかるようにまとめると見やすくなります。
学歴欄の最初には「学歴」と記入し、年月の古い順に記載する方法が一般的です。
高校生の場合の記入例
高校生が初めてアルバイトに応募する場合は、次のように記入できます。
- 令和〇年3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
- 令和〇年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
- 現在在学中
学校名は、自分が通っている学校の正式名称に書き換えてください。
すでに卒業予定の時期が決まっている場合は、学校名と卒業予定年月を記入し、「卒業見込み」とする方法もあります。
大学生の場合の記入例
大学生の場合は、次のように記入できます。
- 令和〇年3月 〇〇高等学校 卒業
- 令和〇年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
- 現在在学中
大学名だけでなく、学部や学科まで正式名称で記入すると、所属している学校の情報が伝わりやすくなります。
専門学校や短期大学に通っている場合も、実際の学校名や学科名に置き換えてみましょう。
入学・卒業の年月は、記憶だけに頼らず、学校の記録などを確認して記入すると安心です。
アルバイト未経験者の職歴欄の書き方
初めてアルバイトに応募する場合は、職歴欄に何を書けばよいのか迷うかもしれません。
これまでアルバイトや就職の経験がない場合は、職歴欄に「なし」と記入する方法があります。
例えば、次のように記入できます。
- 職歴
- なし
- 以上
職歴がないからといって、架空のアルバイト経験を書く必要はありません。
また、過去にアルバイトの経験がある場合は、応募先との関連性や勤務期間などを踏まえ、実際の勤務先と在籍期間を記入しましょう。
記入例は次のとおりです。
- 令和〇年4月 株式会社〇〇 〇〇店 入社(アルバイト)
- 令和〇年8月 株式会社〇〇 〇〇店 退社
- 以上
現在も勤務している場合は、「現在に至る」と記入する方法があります。
学業期間中の短期アルバイトなど、すべての経験を必ず記入する必要があるわけではありません。応募先の書式や、仕事内容との関連性を確認して整理してみてください。
アルバイト未経験の場合は、その事実を正確に記入し、志望動機で仕事への関心を伝える方法もあります。
バイト履歴書の志望動機・勤務可能日・本人希望欄の書き方
基本情報や学歴・職歴を記入したら、志望動機や本人希望欄について考えてみましょう。
アルバイトの履歴書では、応募した理由だけでなく、実際に働ける曜日や時間を伝えることも大切です。
ここでは、次の3つに分けて書き方を紹介します。
- 初めてのアルバイトで使える志望動機の例文
- 勤務可能な曜日・時間の書き方
- 本人希望欄・資格欄の書き方
初めてのアルバイトで使える志望動機の例文
バイトの履歴書で志望動機を書くときは、応募した理由と、どのように働きたいかを整理してみましょう。
難しい言葉を使わなくても、仕事内容への関心や、自分の経験と結びつけて説明する方法があります。
例えば、次の順番で考えると文章を作りやすくなります。
- 応募先のどのような仕事に関心があるか
- 応募した理由や自分の経験
- 採用された場合に取り組みたいこと
飲食店のアルバイトに応募する場合
「接客の仕事に興味があり、今回応募しました。学校生活では人と協力して活動する機会が多く、その経験を生かしながら仕事を覚えていきたいと考えています。」
スーパーのアルバイトに応募する場合
「自宅から通いやすく、学校と両立しながら働けると考え応募しました。初めてのアルバイトですが、商品の陳列や売り場の仕事を一つずつ覚えていきたいです。」
アルバイト未経験の場合
「今回が初めてのアルバイトです。募集されている仕事内容に関心があり、応募しました。わからないことは確認しながら、担当する仕事を丁寧に覚えていきたいと考えています。」
どの例文も、実際の応募理由や経験に合わせて書き換えてみてください。
例えば、接客経験がない場合に「接客が得意です」と書く必要はありません。
また、生活費や学費を得ることが応募理由の一つであれば、その事実を無理に隠す必要もないでしょう。
応募先の仕事内容や勤務条件と結びつけて説明すると、自分がどのように働きたいのか伝えやすくなります。
勤務可能な曜日・時間の書き方
アルバイトでは、勤務できる曜日や時間を確認されることがあります。
履歴書に勤務希望時間などを記入する欄がある場合は、学校の授業や通勤時間、ほかの予定を確認してから書きましょう。
例えば、次のように記入できます。
- 勤務希望日:火曜日・木曜日・土曜日
- 勤務希望時間:火曜・木曜は17時〜21時、土曜は10時〜18時
- 勤務希望日数:週3日
これは記入例のため、自分が実際に働ける曜日と時間に変更してください。
特に学生の場合は、授業や試験、学校行事などによって勤務できる時間が変わることもあります。
例えば、試験期間中の勤務について相談したい場合は、次のように記入できます。
「通常は週3日の勤務を希望しております。試験期間中の勤務日数については、ご相談させていただけますと幸いです。」
ただし、希望する勤務条件が必ず認められるとは限りません。
履歴書には、実際に働ける曜日・時間を記入し、調整が必要な予定は面接でも確認してみましょう。
面接では勤務可能な日数や時間について質問される場合があります。
回答例については、初めてのバイト面接で聞かれる質問と答え方はこちらから確認できます。
本人希望欄・資格欄の書き方
履歴書に本人希望欄がある場合は、勤務時間や曜日など、応募先に伝えておきたい希望を記入します。
例えば、次のような書き方があります。
- 「平日は17時以降、土曜日は10時からの勤務を希望しております。」
- 「週3日の勤務を希望しております。」
- 「〇月〇日から勤務可能です。」
特に希望がない場合は、「貴社規定に従います」と記入する方法もあります。
ただし、勤務できない曜日や時間が決まっている場合は、無理に希望なしと記入する必要はありません。
資格欄には、取得している免許や資格を正式名称で記入しましょう。
運転免許や語学資格などを持っている場合は、取得年月や正式な資格名を確認してから記入します。
資格を持っていない場合は、「特になし」と記入する方法があります。
持っていない資格や、まだ取得していない資格を取得済みとして書かないことが大切ですね。
バイトの履歴書を提出する前に確認したいこと
履歴書を書き終えたら、応募先へ提出する前に、記入内容を一通り確認してみましょう。
初めてのアルバイトでは、書類の作成に慣れていないため、日付や連絡先などを間違えてしまうこともあるかもしれません。
提出前には、次の項目を確認してみてください。
- 氏名・住所・電話番号などに誤りはないか
- 学歴や職歴の年月は正しいか
- 志望動機は実際の応募理由に合っているか
- 勤務可能な曜日や時間に間違いはないか
- 写真が必要な場合は、指定に合ったものを添付しているか
- 応募先が指定する書式や提出方法を守れているか
手書きで作成する場合は、文字が読みやすいか、書き間違いがないかも確認しておきましょう。
パソコンで作成する場合は、入力内容だけでなく、印刷時に文字が切れていないかも確認すると安心です。
履歴書を提出する際に、次のような商品も役立ちます。
- 黒のボールペン:履歴書を手書きする場合に使用できます。消せるタイプではないものを選びましょう。
- A4サイズのクリアファイル:履歴書を持参する際に、折れや汚れを防ぎやすくなります。
手元に使えるものがあれば、新しく購入する必要はありません。
履歴書が完成したら、応募先から案内された方法で提出しましょう。
面接当日に持参する場合は、履歴書以外の持ち物や面接の日時、場所も確認しておきたいですね。
面接当日の準備については、初めてのバイト面接の流れと持ち物はこちらから確認できます。
まとめ
初めてバイトの履歴書を書く場合は、まず応募先が指定する書式や提出方法を確認しましょう。
学歴や職歴は実際の経歴に合わせて記入し、アルバイト未経験の場合は、職歴がないことを正確に伝える方法があります。
志望動機では、応募した理由や仕事内容への関心を自分の言葉でまとめてみてください。
また、学生の場合は学校の予定も確認し、無理なく働ける曜日や時間を記入すると、面接でも勤務条件について説明しやすくなります。
▶本記事の振り返り
- 履歴書は応募先が指定する書式や提出方法を優先する
- 氏名・住所・写真などの基本情報を正確に記入する
- 学歴や職歴は実際の経歴に合わせ、未経験の場合は職歴なしと記入する
- 志望動機は応募理由と仕事内容への関心を中心にまとめる
- 勤務可能な曜日・時間を確認し、提出前に記入漏れや誤りを見直す
まずは応募先の案内を確認し、履歴書に必要な項目を書き出してみましょう。
学歴や勤務可能な時間など、わかる項目から一つずつ記入すると、初めてでも落ち着いて履歴書を完成させやすくなります。