「初めてハローワークへ行くけれど、受付で何と言えばいいのだろう」「求職登録には何を準備すればいいのかな」と不安になっていませんか。
ハローワークは求人情報を見るだけでなく、仕事探しの相談や求人の紹介、応募書類や面接に関する支援なども利用できます。
初回から希望する仕事を完璧に決めておく必要はありません。現在の職歴や働きたい条件を簡単に整理しておくと、窓口で相談しやすくなります。
また、求職申込みはハローワークの窓口だけでなく、インターネットから始める方法もあります。
この記事では、初めてハローワークを利用するときの求職登録・相談・求人紹介までの流れを順番に解説します。
ハローワーク以外の求人サイトや転職エージェントとの違いから確認したい場合は、転職求人の探し方は?自分に合う仕事を見つける4つの方法と比較のコツも参考にしてください。
▶本記事の概要
- 初めてハローワークへ行く前に確認すること
- ハローワークで求職登録する流れ
- 窓口で仕事の希望条件を相談する
- 求人を紹介してもらい応募方法を確認する
- まとめ|初めてのハローワークは希望条件を整理して利用する
初めてハローワークへ行く前に確認すること
ハローワークを初めて利用するときは、いきなり出向くより、利用する施設と受付時間を先に確認しておくと安心です。
- 利用するハローワークの場所
- 利用できる曜日と時間
- 求職申込みをオンラインで済ませるか
- 相談したい仕事内容や希望条件
利用するハローワークと開庁時間を確認する
ハローワークは全国にありますが、施設によって利用できる時間や取扱業務が異なる場合があります。
初回は、ハローワークインターネットサービスの所在地情報から、行こうとしている施設の場所や利用時間を確認しておくと分かりやすいでしょう。
仕事探しや職業相談が目的なら、受付終了間際ではなく、相談する時間を確保できるよう余裕を持って向かうと利用しやすいと思います。
なお、この記事では仕事探しのための求職登録・職業相談・求人紹介を扱います。雇用保険の受給手続きについては手続き内容が異なるため、ここでは詳しく扱いません。
職歴と希望条件を簡単にメモしておく
求職登録では、これまでの仕事や希望する働き方などを入力・記入します。
事前に次の内容をメモしておくと、その場で思い出しながら入力する負担を減らせます。
- これまで勤務した会社や仕事内容
- 勤務していた期間
- 持っている資格や免許
- 希望する職種
- 希望勤務地
- 希望する雇用形態
- 勤務できる曜日や時間
- 希望する給与や休日
希望条件がまだ明確でなくても問題ありません。
「勤務地は変えたくないけれど職種で迷っている」「給与と休日のどちらを優先するか決まっていない」といった状態も、相談材料になります。
条件を整理してから相談したい人は、転職の軸が決まらない人へ|希望条件の優先順位の付け方と具体例を解説も参考になります。
ハローワークで求職登録する流れ
初めてハローワークを利用する場合は、仕事探しのための求職申込みを行います。
現在は、ハローワークへ出向いて登録する方法と、自宅のスマートフォンやパソコンから登録を始める方法があります。
- 窓口で初めて利用する場合
- インターネットから求職登録する場合
- 受付で何と伝えればよいか
窓口で初めて利用する場合
ハローワークへ行って求職申込みをする場合は、施設内の検索・登録用端末などから求職情報を入力し、その後に窓口で手続きを行う方法があります。
端末での入力が難しい場合は、求職申込書へ記入して手続きを行う方法も公式に案内されています。
入力した内容は窓口で職員が確認し、必要に応じて希望する仕事について相談します。
求職登録が完了すると求職番号が発行され、ハローワーク受付票などで確認できるようになります。
次回以降にハローワークを利用するときも求職番号を使うため、確認できる状態にしておくと便利ですね。
インターネットから求職登録する場合
ハローワークインターネットサービスから求職者マイページを開設し、自宅で求職情報を登録する方法もあります。
オンライン上で登録を完了すると「オンライン登録者」となり、求人検索や対応している求人へのオンライン自主応募などを利用できます。
ただし、オンライン登録だけの状態では求職者マイページの一部機能が利用できません。
その後ハローワークを利用し、職員による求職登録内容の確認や職業相談を受けると「利用登録者」となり、ハローワークによる職業紹介などの支援を利用できるようになります。
最初に自宅で入力を済ませてから相談へ行きたい人には、オンライン登録も選択肢になるでしょう。
受付では「初めて利用する」と伝える
初めてだと、受付でどのように話せばよいのか緊張するかもしれません。
難しい説明を用意する必要はなく、目的を簡潔に伝えれば案内してもらえます。
例えば、次のように伝えると分かりやすいと思います。
例:「初めて利用します。仕事を探していて、求職登録と相談をしたいです。」
すでにインターネットから求職登録しているなら、そのことも受付で伝えます。
窓口で仕事の希望条件を相談する
求職登録後は、窓口で仕事について相談できます。
「応募する求人を決めてからでないと相談できない」というわけではありません。職種や働き方に迷っている段階でも、現在考えている条件を伝えられます。
- 希望条件を具体的に伝える
- 条件を絞りすぎている場合は見直す
- 気になる求人は求人番号を控える
希望条件を具体的に伝える
仕事相談では「事務の仕事を探しています」だけでなく、勤務地や勤務時間なども伝えると求人を探しやすくなります。
例えば、次のように整理できます。
- 事務職を希望している
- 自宅から車で30分程度まで
- 正社員を希望している
- 土日休みを優先したい
- これまでの接客経験も生かしたい
すべての条件を満たす求人が見つからない場合は、どの条件なら調整できるかも相談してみましょう。
ハローワークインターネットサービスでも、検索条件を絞り込みすぎると求人件数が少なくなるため、最初は広めの条件から検索する方法が案内されています。
気になる求人は求人番号を控えておく
自宅でハローワークの求人情報を検索してから窓口へ行く場合は、気になった求人の求人番号を控えておくと相談がスムーズです。
スマートフォンで求人ページを表示できるようにしておく方法でも確認しやすいでしょう。
相談するときは「この求人が気になっています」と伝え、仕事内容や応募方法について確認します。
求人票を見ても給与・休日・仕事内容などの確認方法が分からない場合は、転職の求人票の見方は?応募前の確認項目と比較方法・質問例を解説も参考にしてください。
求人を紹介してもらい応募方法を確認する
応募したい求人が見つかったら、窓口で応募方法を確認します。
ハローワークによる職業紹介を受ける場合は、職員が求人内容や求職者の希望を確認したうえで手続きを進めます。
- 応募前に求人内容をもう一度確認する
- 紹介状や応募方法を確認する
- 応募後の予定をメモする
応募前に求人内容をもう一度確認する
求人票を見て応募したいと感じても、不明な項目があれば窓口で確認できます。
仕事内容や応募条件について気になる部分があるなら、そのままにせず相談してみるとよいでしょう。
求人票に書かれていない条件を自分で推測せず、「分からない項目」として確認すると判断しやすくなります。
紹介状や応募方法を確認する
ハローワークから職業紹介を受ける求人では、紹介状が発行される場合があります。
応募書類を郵送するのか、面接時に持参するのかなどは求人によって異なるため、案内された応募方法を確認してください。
履歴書の郵送を指定された場合は、履歴書の郵送方法|封筒の書き方・送付状・入れ方と発送前確認で準備の流れを確認できます。
応募した求人と次の予定をメモする
複数の求人へ応募すると、応募日や選考状況が分からなくなることがあります。
求人を紹介してもらったら、次の内容をノートやスマートフォンへ残しておくと管理しやすいでしょう。
- 企業名
- 求人番号
- 応募した職種
- 応募日
- 応募書類の提出方法
- 面接予定日
- 次に確認すること
ハローワークで紹介された求人だけでなく、求人サイトや企業採用ページから応募した企業も一緒に管理すると、重複応募を防ぎやすくなります。
まとめ|初めてのハローワークは希望条件を整理して利用する
初めてハローワークへ行くと、求職登録や受付での伝え方など分からないことが多く、不安を感じるかもしれません。
最初に利用するハローワークの場所と受付時間を確認し、職歴や希望条件を簡単にメモしておけば相談を始めやすくなります。
仕事を完全に決めてから利用する場所ではありません。希望する職種や働き方に迷っている段階でも、現在考えている条件を伝えて相談できます。
▶本記事の振り返り
- 利用するハローワークの場所と受付時間を事前に確認する
- 職歴・資格・希望職種・勤務地などを簡単に整理する
- 求職申込みは窓口またはインターネットから行える
- オンライン登録だけの場合は利用できない機能もある
- 気になる求人があれば求人番号を控えて相談する
- 応募時は紹介状や応募書類の提出方法を確認する
初回は「求職登録をする」「希望条件を相談する」「気になる求人を確認する」ところまで進められれば、次に何をすればよいか見えやすくなると思います。