面接で説明された仕事内容を忘れたくありません。メモを取っても失礼にならないでしょうか?
転職面接でメモを取りたい場合は、面接官に一言確認し、必要な情報だけを短く記録します。書くことに集中しすぎず、質問や説明を聞く時間を確保しましょう。
「説明を書き留める」「準備した質問を見る」「回答原稿を読む」は、それぞれ目的が異なります。場面ごとの使い方と、面接後に情報を整理する方法を紹介します。
面接でメモを使う3つの場面
| 目的 | 使い方 |
|---|---|
| 面接官の説明を記録する | 確認してから、仕事内容・条件・次回の予定などを要点だけ残す。 |
| 準備した質問を確認する | 逆質問の場面などで必要な項目を確認し、会話に戻る。 |
| 回答内容を思い出す | 原稿の読み上げに頼らず、必要なら使用の可否を確認してキーワードを見る。 |
企業からメモや資料の使用について指定があれば、そちらを優先してください。筆記試験・適性検査を併せて受ける場合は、面接とは別のルールを確認します。
紙のメモ帳とペンは用途を伝えやすい組み合わせです。ほかの持参物も含めた準備は、転職面接の持ち物チェックリストで確認できます。
面接官の説明をメモするときの確認と記録例
- 書き始める前に、メモを取ってよいか確認する。
- 数字・日付・仕事内容など、後から必要な情報に絞る。
- 聞き取れなかった重要事項は、その場で確認する。
メモを取り始める前の一言
今ご説明いただいた内容を確認できるよう、要点をメモしてもよろしいでしょうか。
許可を得たら短く記録します。使用を控えるよう案内された場合はその指示に従い、面接後に覚えている内容を整理してください。
dodaチャレンジでも、面接中に説明を記録したい場合は、一言確認する方法を案内しています。
文章ではなく、要点だけを書き残す
例えば、面接中の記録は次の程度にまとめられます。内容は架空の例です。
- 配属:営業支援チーム予定
- 担当:受注入力・問い合わせ対応
- 研修:約2週間
- 次回:二次面接/オンライン/日時はメール
- 提出物:○月○日までに資格証明書の写し
「予定」「約」「場合による」といった条件も残します。未確定の説明を、確定事項として書き換えないようにしましょう。
重要な数字や期限が聞き取れなければ、「提出期限は○月○日でよろしいでしょうか」と確認します。細部をすべて書こうとして会話を止める必要はありません。
質問メモと回答原稿を使うときの注意点
- 質問メモには、確認したい項目を短く書く。
- 面接中に説明済みの質問は、そのまま繰り返さない。
- 回答は、用意した文章よりも実際に聞かれた内容に合わせる。
逆質問のメモを確認したい場合
確認したいことをまとめてきましたので、メモを見てもよろしいでしょうか。
「研修の流れ」「入社後の担当業務」など、質問の要点を確認したら会話に戻ります。すでに説明を受けた項目は外し、残った疑問から質問してください。
質問の作り方や例は、転職面接の逆質問と準備のコツで確認できます。
自己PRや志望動機の原稿を見たい場合
文章を作ることは練習に役立ちますが、本番で読み続けると、追加質問に合わない回答になったり、相手の反応を確認しにくくなったりします。
まずは原稿を見ずに話す練習をし、内容を忘れたときの補助として「強み・具体例・応募先で生かせる点」のような短いキーワードに整理しましょう。本番で必要になった場合は、確認してから使います。
記憶や発話の補助として資料が必要な事情がある場合は、事前に採用窓口へ使用方法を相談してください。
Web面接と面接後の振り返り
- Web面接では、操作音や画面の切り替えが少ない方法を選ぶ。
- 面接後は、説明された事実と自分の感想を分けて整理する。
Web面接では紙とペンを手元に置く
PCに入力すると、タイプ音が相手へ伝わることがあります。dodaもWeb面接の準備として、手元にペンとメモ用紙を置く方法を紹介しています。記録する場合は確認を取り、画面から長時間目を離さないようにします。
機器や通信の確認は、Web面接の前日・当日の準備でまとめています。
終了後に記録を補う
落ち着いて書ける場所へ移動したら、次の項目を補足します。
- 企業名・面接日・担当者
- 説明された仕事内容や条件
- 次回の予定・提出物・期限
- まだ確認できていないこと
- 自分の感想と、次回までに準備すること
曖昧な記憶は「要確認」として残します。説明された事実と、自分が推測した内容を分けると、複数の企業を比較する際にも混同を防げます。
まとめ|メモは必要な情報を残す補助に使う
▶本記事の振り返り
- 面接中のメモは使用を確認してから取る。
- 仕事内容・日付・条件などを、短い言葉で残す。
- 質問メモと回答原稿は目的を分け、会話を優先する。
- 企業の指定や個別に相談した使用方法に従う。
- 面接後に、事実・感想・未確認事項を分けて整理する。