「履歴書を最後まで書いたのに、一文字だけ間違えた」「修正テープで直して提出しても大丈夫?」と迷っていませんか。
提出前なら、修正テープや修正液で直すより、新しい用紙に書き直す方法を基本にします。一から書くのは大変ですが、修正跡を気にせず提出できますね。
この記事は、手元の履歴書を書き損じた段階の対応を解説します。修正跡があるだけで必ず不採用になる、という判断ではありません。
▶本記事の概要
- 履歴書は修正テープより書き直しを基本にする
- 書き損じに気づいた状況別に対応する
- 用紙や時間が足りない時の選択肢を確認する
- 履歴書の書き直しを減らす準備をする
- まとめ
履歴書は修正テープより書き直しを基本にする
- 公的な作成案内でも書き直しが示されている
- 二重線や重ね書きを万能な代わりにしない
公的な作成案内でも書き直しが示されている
東京労働局が掲載する応募書類の案内では、書き間違いを修正液・修正テープなどで直さず、最初から書き直すよう説明されています。提出前に直せるなら、読みやすい一枚を用意したいですね。
参考資料は、東京労働局の応募書類の作成案内です。
これは書類の作成方法に関する案内で、採否を一律に決める情報ではありません。書き損じたことと、経験や人柄の評価を結び付けて自分を責める必要もないと思います。
二重線や重ね書きを万能な代わりにしない
修正テープの代わりに二重線・訂正印を使えば解決する、とは考えません。履歴書では書き直しを基本とし、応募先の専用用紙などに個別の指示がある場合は確認します。
- 間違えた文字を何度もなぞって隠さない
- 消せる筆記具を清書用の解決策にしない
- 修正部分へ紙を貼って体裁を整えない
文字の一部がかすれただけなのか、内容を書き間違えたのかでも状況は違いますね。見直しても判別しにくい場合は、新しく作成した方が読み手にも分かりやすいですね。
書き損じに気づいた状況別に対応する
- すでに修正テープを使ったが提出前の場合
- もう提出している場合は誤記の内容を分ける
すでに修正テープを使ったが提出前の場合
まだ送っていなければ、修正済みの用紙を見本にして新しく書き直します。無理にはがすと、紙が傷んでしまうかもしれません。
- 正しい記載内容を別紙で確認する
- 新しい用紙を用意する
- 一つの欄ごとに書いて見直す
- 全体を確認してから写真などを仕上げる
写真を無理にはがすより、予備や写真データから再用意できるか確認すると進めやすいですね。新しく書く用紙へ、古い誤りまで写さないよう注意してください。
もう提出している場合は誤記の内容を分ける
すでに提出した書類について、修正跡だけが気になっている場合と、氏名・連絡先・経歴などが誤っている場合は分けて考えます。内容の誤りが残っている場合は、担当者へ正しい情報を伝える必要がありますね。
一方、修正跡があることを理由に、何度も一方的に送り直すと相手を混乱させるかもしれません。再提出が必要かを確認する場合も、何を直したいのか明確にしたいですね。
提出後の連絡方法は、履歴書を提出後に間違いに気づいた時の訂正連絡で紹介しています。この記事では提出前の準備を中心に進めますね。
用紙や時間が足りない時の選択肢を確認する
- パソコン作成に切り替えられるか確認する
- 締切に間に合わない時は提出方法を相談する
パソコン作成に切り替えられるか確認する
手書きや指定用紙の条件がなければ、パソコンで作成する方法も候補になります。ただし、応募先から手書きの指示がある場合は、勝手に変更しない方がよいですね。
データを直せば清書のたびに全体を書き直す負担を減らせます。印刷すれば完成と考えず、文字切れや空欄、余計なページも確認してください。
- 提出形式や用紙サイズの指定
- 使う履歴書の様式
- 職歴・学歴の年月
- 印刷後の写真欄と改ページ
メールで送る場合の手順は、履歴書のメールでの送り方で確認できます。紙で持参するよう指定されている場合は、メールへ変えればよいとは限りません。
締切に間に合わない時は提出方法を相談する
書き直しを優先した結果、無連絡で締切を過ぎることは避けたいですね。間に合わないと分かった時点で、担当者へ状況と提出できる時刻を相談します。
次の架空例では、提出できる見込みの時刻へ書き換えてみてください。
本日提出予定の履歴書に記載誤りがあり、正しい内容で作成し直しています。本日〇時までの提出へ変更していただくことは可能でしょうか。
延長や別形式での提出が認められるとは限りません。新しい期限や方法は、担当者の回答を確認してから進めます。
会場で記入する応募用紙を書き損じた場合は、受付の担当者へ新しい用紙があるか聞いてみてください。その場の用紙は、自宅で準備する履歴書と同じ対応ができるとは限らないですね。
履歴書の書き直しを減らす準備をする
- 清書より先に内容を確定する
- 完成後は汚れや折れを防いで持参する
清書より先に内容を確定する
清書しながら志望動機や入社年月を考えると、途中で直したい部分が出やすくなります。先に別紙やメモへ内容をまとめておくと落ち着いて書けますね。
- 氏名・住所・連絡先を確認する
- 学歴と職歴の年月を一列に並べる
- 応募先名と志望動機を別に作る
- 欄に入る文章量か確認する
- 余白と文字の大きさを意識して清書する
一度にすべてを書き切ろうとせず、一つの欄を終えるごとに確認します。疲れている日は、文章の下準備と清書を別の時間へ分ける方法もありますね。
最後に使った下書きを残すと、次の応募でも事実関係の確認に使えます。ただし、志望動機や企業名は応募先に合わせて見直してください。
完成後は汚れや折れを防いで持参する
書き上げた履歴書は、使うまで平らに保管します。バッグに直接入れると、ほかの荷物で角が折れるかもしれません。
A4の用紙を保護する道具として、コクヨ「透明クリヤーホルダー A4・フ-T750」が候補になります。サイズが合う手持ちのホルダーでも構いません。
商品の仕様はメーカーのこちらから確認できます。筆者の使用感のレビューではないため、保管する書類に合うか確かめてみてください。
A3見開きの履歴書は、指定された扱い方や折り方を先に確認します。封筒へ入れて持参するときは、履歴書を手渡しする際の準備も参考になりますね。
書き直した後は、修正した一文字だけでなく、連絡先・年月・応募先名まで確認します。きれいに書けた安心感で、内容の見直しを忘れないようにしたいですね。
まとめ
▶本記事の振り返り
- 提出前の書き損じは新しい用紙への書き直しを基本にする
- 修正跡と内容の誤りを区別する
- 用紙や期限が足りない時は指定と相談先を確認する
- 下準備と清書を分けてミスを減らす
履歴書を書き損じると、努力が無駄になったように感じるかもしれません。正しい内容の下書きを残しておけば、次の清書に生かせます。まずは一か所ずつ、落ち着いて確認してみてください。