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履歴書の資格欄の書き方|取得年月・勉強中・資格なしの記入例まで解説

悩む人

「履歴書の資格欄には、持っている資格を全部書けばいいの?」

「資格を持っていない場合は空欄でいいのかな」「勉強中の資格を書いても大丈夫?」と迷う方もいるでしょう。

履歴書の免許・資格欄は、資格名だけではなく、正式名称・取得年月・現在の取得状況を正確に伝えることが大切です。

特に運転免許や簿記、英語資格などは普段使っている略称と履歴書へ記入する名称が異なる場合があります。

また、資格試験への合格と登録が別になっている資格では、登録前の状態を、登録や証の交付まで完了しているように書かないでください。

履歴書の資格欄を書くときの基本ルール

履歴書の免許・資格欄では、略称や記憶だけで書くのではなく、証明書や資格の実施団体を確認しながら記入すると間違いを防ぎやすくなります。

dodaでも、資格は正式名称で記載し、運転免許とその他の資格を整理して書く方法が案内されています。

履歴書の免許・資格欄の書き方はこちら

  • 資格名は正式名称で書く
  • 取得年月は履歴書内の表記と統一する
  • 運転免許と資格を整理して記載する
  • 応募職種と関連する資格を優先する

資格名は正式名称で書く

「普通免許」「簿記2級」「英検2級」のような普段の呼び方ではなく、履歴書では正式名称を確認して記載します。

例えば、次のような形です。

  • 普通自動車第一種運転免許
  • 日商簿記検定試験2級
  • 実用英語技能検定2級

資格名を記憶だけで書かず、合格証書や実施団体の公式サイトで確認すると安心です。

資格によっては名称が変更されている場合もあるため、取得当時の証明書も確認してみましょう。

取得年月は履歴書内の表記と統一する

資格欄には、資格を取得・合格した年月を記入します。

西暦を使っている履歴書なら資格欄も「2025年6月」、和暦なら「令和7年6月」のように合わせると読みやすくなります。

例えば学歴・職歴を西暦で書きながら、資格だけ「令和○年」とするより、どちらかに統一したほうが確認しやすいでしょう。

どちらの表記を使うかより、履歴書全体でそろっていることを意識するとよいですね。

運転免許と資格を整理して記載する

複数の免許・資格がある場合は、運転免許を先にまとめ、その後にその他の資格を書く方法があります。

次は記入の見本です。年月は自分の取得・合格年月へ置き換えてください。

  • 2021年8月 普通自動車第一種運転免許 取得
  • 2023年11月 日商簿記検定試験2級 合格
  • 2024年7月 実用英語技能検定2級 合格

取得年月の古いものから並べると、資格取得の流れも確認しやすくなります。

応募職種と関連する資格を優先する

資格を多数持っていて欄に収まらない場合は、応募する仕事との関連性を考えて選びます。

例えば経理職なら簿記、海外とのやり取りがある仕事なら語学資格など、仕事で活用できる資格を優先すると内容を整理しやすいでしょう。

ただし、資格があるだけで実務経験まであるように見せる必要はありません。

資格とは別に、自分が実際に担当してきた仕事を整理したい場合は、職務経歴書に書くことがないときの整理方法も参考になります。

運転免許・簿記・英語資格の記入例

以下の年月・級・点数は記入例です。自分の証明書にある内容へ置き換えてください。

年月の例 免許・資格欄の記入例
2022年5月 普通自動車第一種運転免許(AT限定)取得
2024年6月 日商簿記検定試験2級 合格
2023年11月 実用英語技能検定2級 合格
2025年3月 TOEIC Listening & Reading Test 750点取得

これは資格ごとの見本です。実際の履歴書では記載順も整理します。

  • 運転免許は種類と限定条件を確認する
  • 簿記は実施団体と級を明記する
  • TOEICは試験名・スコア・受験年月を書く

運転免許はAT限定などの条件も書く

AT限定なら「(AT限定)」を添えます。制度改正によって現在の免許区分が取得時と異なることもあるため、現在の種類と条件を確認してください。運転を伴う求人では、応募条件を満たすかも照らし合わせます。

簿記は「簿記2級」だけで終わらせない

「日商簿記検定試験2級 合格」のように、実施団体と級が分かる形にします。日本商工会議所は、ネット試験と統一試験の合格は同じ扱いで、履歴書にも記載できると案内しています。

出典:日本商工会議所・日商簿記ネット試験Q&A

TOEICは認定証の発送日ではなく試験年月を記入する

TOEICはListening & Readingなど、受験した試験名まで書きます。IIBCによると、TOEIC L&Rのスコア取得日は試験日です。公式認定証の「Test date」を確認してください。応募先から対象となる受験期間や試験方式の指定があれば、その条件も確認します。

出典:IIBC・TOEIC L&Rのスコア取得年月日

資格なし・勉強中・取得予定の書き方

履歴書の資格欄では、資格を取得している人だけでなく、「資格がない」「現在勉強している」といった場合にも迷いやすいですね。

  • 資格を持っていない場合
  • 資格を勉強中の場合
  • 受験予定が決まっている場合
  • 合格と登録が別になっている場合

資格を持っていない場合

記載できる免許・資格がない場合は、空欄のままにするのではなく、「特になし」と記載する方法があります。

例えば次のような形です。

特になし

資格がないからといって、応募できないとは限りません。

求人票に「必須資格」と書かれている場合は条件を確認する必要がありますが、資格を求めていない求人であれば、これまでの経験や志望動機など別の項目で自分の経験を伝えられます。

持っていない資格を記載したり、受験しただけの資格を「取得」と書いたりしないことが大切です。

資格を勉強中の場合

応募する仕事と関連性があり、実際に取得へ向けて勉強している資格なら、その状況を記載する方法があります。

例えば経理職へ応募し、日商簿記2級を勉強している場合は次のように書けます。

日商簿記検定試験2級取得に向けて勉強中

年月欄は取得年月がないため空欄とし、資格名の欄に学習状況を書きます。応募フォームが取得済み資格だけを登録する形式なら、自己PR欄などへ記載してください。

「日商簿記検定試験2級」とだけ記載すると、すでに取得していると受け取られる可能性があるため、現在の状況まで明記しましょう。

受験予定が決まっている場合

試験日や受験予定が具体的に決まっている場合は、その情報を添える方法もあります。

例えば次のような形です。

日商簿記検定試験2級取得に向けて勉強中(2026年11月受験予定)

「受験予定」と「取得予定」は別です。受験する予定があるだけで合格は確定しないため、未合格の段階では「勉強中」「受験予定」と書きます。年月欄に将来の年月を入れ、取得済みに見せる書き方は避けてください。

合格と登録が別になっている場合

資格によっては、試験への合格と資格登録・証明書の交付が別になっています。

代表例の一つが宅地建物取引士です。

宅地建物取引士は、試験へ合格しただけの段階と、資格登録を行い宅地建物取引士証の交付を受けた段階が分かれています。

そのため、試験合格のみであれば次のように事実に合わせます。

20XX年11月 宅地建物取引士試験 合格(未登録)

国土交通省でも、試験合格後の資格登録や宅地建物取引士証の交付について別の手続きとして案内しています。

宅地建物取引士の登録についてはこちら

「試験に合格した」「資格登録をした」「資格証が交付された」を混同せず、現在の状態を書くようにしましょう。

取得年月がわからないときの確認方法

昔取得した資格では、「何年に取ったか覚えていない」ということもあります。

曖昧な年月を予想して書くより、確認できる資料を探してから記入すると安心です。

  • 合格証書や資格証明書を確認する
  • 資格の実施団体へ確認する
  • 運転免許の取得年月を確認する

合格証書や資格証明書を確認する

まずは、取得したときに発行された書類を確認します。

  • 合格証書
  • 資格認定証
  • 免許証
  • 資格者証
  • 試験結果通知
  • 実施団体のマイページ

メールで合格通知を受け取っている場合は、過去のメールを検索すると見つかるかもしれません。

紙の証明書が見つからなくても、実施団体がWeb上で合格履歴を確認できる仕組みを用意している場合があります。

資格の実施団体へ確認する

証明書を紛失して取得年月が分からない場合は、その資格を実施している団体の公式サイトを確認します。

資格によっては合格証明書の発行や再発行に対応しています。

このときも、検索サイトに掲載された情報だけで判断せず、資格の実施団体や公的機関の案内を確認するとよいでしょう。

運転免許の取得年月を確認する

免許証の「交付日」と、免許を最初に取得した日は同じとは限りません。免許の取得日を示す欄を確認し、複数の免許を持っていて個別の日付が分からない場合は、運転免許センターなどへ確認方法を問い合わせます。

自動車安全運転センターの「運転免許経歴証明書」も確認手段の一つです。ただし、複数の免許がある場合、取得年月日を証明できないものもあります。申請前に、必要な免許の年月日を確認できるか問い合わせてください。

参考:千葉県警察・運転経歴に関する証明

資格欄が完成したら、提出方法に応じて履歴書をメールで送るときの確認事項も確認できます。

まとめ|資格欄は取得状況を正確に書く

履歴書の資格欄では、資格の数を多く見せることよりも、現在持っている免許・資格や取得状況を正確に伝えることが大切です。

正式名称や取得年月が分からない場合は、証明書や実施団体の公式情報を確認してから記入しましょう。

資格を持っていなくても、空欄にせず「特になし」と記載できます。また、応募職種と関係する資格を勉強している場合は、取得済みと誤解されない形で勉強中であることを伝えられます。

▶本記事の振り返り

  • 資格名は正式名称を確認して記入する
  • 西暦と和暦は履歴書全体で統一する
  • 資格がない場合は「特になし」と記載できる
  • 勉強中なら取得済みと区別して書く
  • 取得年月が不明なら証明書や実施団体で確認する

まずは手元にある免許証や合格証書を集め、「資格名」「取得・合格年月」「現在の資格状況」の3点を書き出してみてください。

そこまで整理できれば、履歴書の資格欄も迷わず記入しやすくなると思います。

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