「履歴書の趣味・特技が思いつかない」「ゲームや音楽鑑賞でも書いていいのかな」と手が止まっていませんか。
趣味・特技欄は、普段楽しんでいることや得意な作業を、短く具体的に伝えると書きやすくなります。特別な受賞歴を用意する必要はありません。
この記事では、日常から題材を見つける方法と、自然な記入例を紹介します。実際にしていることを材料に、一文ずつ組み立ててみましょう。
▶本記事の概要
- 履歴書の趣味・特技を日常から見つける
- そのままの自分を伝える趣味・特技の記入例
- 趣味・特技欄を自然な文章にまとめる
- 思いつかない場合と提出前の確認方法
- まとめ
履歴書の趣味・特技を日常から見つける
- 休日やすき間時間の過ごし方を振り返る
- 趣味と特技を無理に同じものにしない
休日やすき間時間の過ごし方を振り返る
趣味と呼べるか迷ったら、最近の休日に何をしていたかを振り返ります。長年続けていなくても、今楽しんでいることは候補になるでしょう。
- 休日によくしていること
- つい調べてしまう分野
- 気分転換に取り組むこと
- 人から頼まれることがある作業
- 自分なりに工夫して続けている習慣
頻度を思い出せない場合は、「毎日」「毎週」と無理に書かなくても構いません。普段の行動を具体的に説明するほうが自然ですね。
趣味と特技を無理に同じものにしない
趣味は楽しんで取り組むこと、特技は自分が比較的得意だと感じることから考えられます。二つの欄が分かれている場合は、それぞれ題材を選んでみましょう。
「趣味・特技」と一つになっている欄なら、趣味だけを具体的に書く形も考えられます。記入指定がある場合は、応募先の案内を優先してください。
履歴書のほかの欄も迷っている方は、初めてのバイト履歴書の書き方をこちらから確認してください。ここでは趣味・特技欄に絞って進めましょう。
そのままの自分を伝える趣味・特技の記入例
- 読書・散歩・料理の記入例
- ゲーム・音楽の記入例
- 整理整頓など日常の得意なことの記入例
以下は書き方を示すための架空の例文です。自分に当てはまらない経験や頻度は、そのまま使わないでください。
読書・散歩・料理の記入例
例文(架空のサンプル。実際の経験や条件に置き換えてください)
趣味は読書で、休日に短編小説を読み、気に入った作品を読書ノートに残しています。
例文(架空のサンプル。実際の経験や条件に置き換えてください)
趣味は散歩で、休日に近所の公園を歩き、季節による景色の変化を楽しんでいます。
例文(架空のサンプル。実際の経験や条件に置き換えてください)
特技は冷蔵庫にある食材を組み合わせて料理を作ることで、食材を使い切れるよう、数日分の献立を考えています。
大きな成果を付け足さなくても、行動が一つあるだけで内容は具体的になるものですね。「健康管理能力が高い」など、仕事上の能力へ無理に言い換える必要はありません。
ゲーム・音楽の記入例
例文(架空のサンプル。実際の経験や条件に置き換えてください)
趣味はパズルゲームで、難しい問題では手順を変えながら解き方を考えることを楽しんでいます。
例文(架空のサンプル。実際の経験や条件に置き換えてください)
趣味は音楽鑑賞で、休日によく映画のサウンドトラックを聴き、気に入った曲の作曲者を調べて楽しんでいます。
ゲームや音楽も、実際の楽しみ方を説明できる題材になりますね。作品名を並べるだけで終わらず、どのように関わっているかを一言添えましょう。
制作や演奏をしていないのに、鑑賞経験を制作経験として書くことは避けてください。応募先の業務スキルと混同されない表現を選ぶと安心ですね。
整理整頓など日常の得意なことの記入例
例文(架空のサンプル。実際の経験や条件に置き換えてください)
特技は身の回りの整理整頓で、使う頻度ごとに物の置き場所を分け、必要な物を探しやすい状態にしています。
「人より優れている」と証明できなくても、普段どのように行っているかを説明してみましょう。実際の行動と結び付く表現から選んでみましょう。
趣味・特技欄を自然な文章にまとめる
- 題材と具体的な行動を一組にする
- 自己PRや仕事のスキルと分ける
題材と具体的な行動を一組にする
記入欄が小さい場合は、題材一つに説明を一つ添える程度でも伝えられます。趣味をたくさん並べて文字を詰め込まなくてもよいですね。
- 何を楽しんでいるか、何が得意か
- どんな場面で取り組んでいるか
- 自分なりの楽しみ方や工夫は何か
例えば「読書」だけでなく、「短編小説を読み、気に入った作品を記録」と書けば行動が見えます。読み手が場面を想像できる一言を足してみましょう。
自己PRや仕事のスキルと分ける
趣味から人柄が伝わることはありますが、すべてを仕事の成果へつなげる必要はありません。「協調性を身につけました」などと断定する前に、説明できる経験があるか考えてみましょう。
仕事で使えるPC操作を伝えたい場合は、趣味欄よりも職務経歴書のスキル欄に整理する方法があります。業務経験を文章にする考え方もこちらから確認してみましょう。
面接で聞かれたときに説明できない趣味や実績を作らないことも大切ですね。珍しさより、自分の言葉で話せることを優先しましょう。
思いつかない場合と提出前の確認方法
- 無理に埋める前に書式の指定を確認する
- 短い追加質問に答えられるか確認する
無理に埋める前に書式の指定を確認する
どうしても題材が見つからない場合は、必須欄かどうかを確認します。指定のない書式なら、趣味・特技欄のない履歴書を選ぶ方法もあるでしょう。
企業指定の様式やWeb入力欄は、その指示に沿って記入してください。合否への影響を一律に断定せず、まず必要な記入条件を満たすことから考えたいですね。
短い追加質問に答えられるか確認する
提出前は、趣味について一つ質問された場面を想像します。「最近読んだ本は」「どのような料理を作るのか」など、具体例を思い出しておくと安心ですね。
- 実際に経験している内容か
- 回数や期間を大きく書いていないか
- 他の欄と同じ話を長く繰り返していないか
- 仕事に必要な条件について誤解を招かないか
- 欄の大きさに対して文字を詰め込みすぎていないか
文章を暗記するより、話したい具体例を一つ用意しておきましょう。普段の行動から選んだ内容なら、追加の質問にも事実に沿って答えやすくなります。
まとめ
▶本記事の振り返り
- 日常の楽しみや得意な作業から題材を探す
- 題材に具体的な行動を一つ添える
- 仕事の成果へ無理に結び付けず、実体験を書く
- 必須欄かどうかと、応募先の記入指示を確認する
趣味・特技が思いつかないときは、最近の休日を一日だけ振り返ってみましょう。何気ない行動でも、自分らしさが伝わる一文にできます。
参考情報:doda「趣味・特技の書き方」