「面接官の声が小さくて聞き取れなかった」「もう一度聞くと失礼かな」と、返事に困ったことはありませんか。
聞き取れないまま答えを推測するより、聞こえなかった部分を短く確認してから回答する方法があります。質問の一部だけが不明なら、すべて繰り返してもらう必要はないかもしれません。
この記事では、音声・言葉・質問の意味に分けて、聞き返す例文を紹介します。面接評価を保証するものではなく、会話の行き違いを減らすための考え方ですね。
▶本記事の概要
- 面接の質問が聞き取れない理由を分ける
- 状況に合わせて面接の質問を聞き返す
- Web面接で音声が途切れる時に対応する
- 聞き返した後に落ち着いて回答へ戻る
- まとめ
面接の質問が聞き取れない理由を分ける
- 音が聞こえない場合と言葉が分からない場合
- 聞き取れないことと答えが浮かばないことを分ける
音が聞こえない場合と言葉が分からない場合
声が小さい、音が途切れるといった場合は、まず聞こえる状態を確認します。一方、音は聞こえていても言葉の意味が分からない場合は、同じ言葉を繰り返されても解決しないかもしれません。
| 困っていること | 確認する内容 |
|---|---|
| 声が聞こえない | もう一度話してもらう |
| 最後の一部だけ不明 | 聞こえなかった箇所を伝える |
| 用語が分からない | 言葉の意味や指す範囲を聞く |
| 質問が長い | 理解した論点と回答順を確認する |
理由を細かく説明しようとしすぎなくても大丈夫です。「最後の部分が聞き取れませんでした」と短く伝えるだけでも、相手は対応しやすいですね。
聞き取れないことと答えが浮かばないことを分ける
質問は分かったけれど答えを考えたい場合は、聞こえなかったことにせず、考える時間をお願いする方法があります。自分が困っている点に合う言い方を選びたいですね。
緊張して言葉が出なくなる場合の練習は、面接で頭が真っ白になった時の対処法で紹介しています。この記事で考えたいのは、その前の、質問を正確に受け取る段階ですね。
聞き返す回数だけで採否が決まるとは言えません。相手の反応を想像して不安を膨らませるより、まず会話が成立する状態を整えてみてください。
状況に合わせて面接の質問を聞き返す
- 全体が聞こえなかった時は短くお願いする
- 一部や意味が分からない時は範囲を絞る
全体が聞こえなかった時は短くお願いする
最初から聞こえなかった場合は、短い前置きに続けて、もう一度の説明をお願いします。以下の架空例を参考に、自分が話しやすい言い方を選んでみてください。
恐れ入ります。ご質問が聞き取れなかったため、もう一度お話しいただけますか。
長い謝罪で会話を止め続ける必要はありません。聞き直した質問が分かったら、受け取ったことを伝えて回答へ進みます。
例文を一字一句暗記するより、自分が言いやすい一文を用意しておくと落ち着きやすいですね。相手の話を遮らず、言い終わったタイミングで確認してみてください。
一部や意味が分からない時は範囲を絞る
途中までは聞こえている場合は、その内容を残して質問します。分かっている部分まで繰り返す負担を減らせますね。
担当業務についてのご質問と理解しましたが、その後の条件が聞き取れませんでした。最後の部分をもう一度お願いできますか。
言葉の意味が曖昧な場合は、自分の理解を確定事項のように答えないことが大切です。次のように、確認したい範囲を添えてみてください。
ここでのお客様対応とは、対面での接客に加えて、電話対応も含むという理解でよろしいでしょうか。
専門用語を知らない場合も、知ったふりをする必要はありません。「その言葉の指す業務を教えていただけますか」と確認してみてください。
Web面接で音声が途切れる時に対応する
- 聞こえにくさを相手へ共有する
- 聞き返しを繰り返しても改善しない時
聞こえにくさを相手へ共有する
Web面接で音が途切れる場合は、質問の内容だけでなく、通信や音声の状態も伝えます。相手側では不具合に気づいていないこともありますね。
音声がところどころ途切れており、最後のご質問が聞き取れませんでした。もう一度お願いできますか。
再び途切れる場合は、接続を確認する時間を相談します。無言で退出すると、相手は何が起きたか分からないかもしれません。
- 何が聞こえていないか伝える
- 接続や出力先を確認する時間をもらう
- 再接続が必要なら方法と戻り先を確認する
- 復帰できない場合の連絡先を使う
操作方法は使用する端末や面接サービスによって異なります。前日の準備は、Web面接の映像・音声・通信の確認を参考にしてみてください。
聞き返しを繰り返しても改善しない時
同じ質問を何度聞いても音が欠けるなら、繰り返すだけでは難しいかもしれません。面接官と相談して、音声機器の変更や再接続などを検討します。
再度ご説明いただき、ありがとうございました。まだ音声の一部が途切れるため、一度接続を確認するお時間をいただけますか。
別の連絡方法や日程調整が可能かは、企業へ確認してみてください。録音や文字起こしサービスの利用も、事前の相談が必要ですね。
普段から聞こえにくさがあり配慮を希望する場合は、事前に「文字でも質問を示してほしい」など必要な方法を伝える選択肢もあります。詳しい私生活まで説明しないと相談できない、ということではありません。
聞き返した後に落ち着いて回答へ戻る
- 受け取った内容を短く整理する
- 面接前は聞き返しを含めて練習する
受け取った内容を短く整理する
質問が分かったら、確認へのお礼を伝えて回答します。二つの問いが含まれていた場合は、回答する順番を短く示すと話しやすいですね。
ご説明ありがとうございました。担当していた業務と、そこで工夫したことについてお答えします。
一つの質問なら、長く言い換えずに回答へ進んでも構いません。確認そのものが長くなり、質問が増えたように見えないよう簡潔にまとめます。
複数の条件を記録したい場合は、面接でメモを取る時の確認方法も参考にしてみてください。メモを読むことに集中して、相手の次の説明を聞き逃さないようにしたいですね。
面接前は聞き返しを含めて練習する
回答だけでなく、質問を確認する一文も声に出して練習します。本番で初めて口にするより、言いやすくなるかもしれません。
- 質問を一つ聞いて最後まで待つ
- 不明な箇所があれば短く聞き返す
- 理解した内容に対して回答する
- 確認が長すぎなかったか振り返る
練習のたびに、わざと聞き返さなくても大丈夫です。聞こえなかった時にも会話を戻せるよう、言い方を持っておくイメージですね。
面接準備を誰かに相談したい場合は、type転職エージェントの支援内容と注意点も確認できます。利用対象や支援内容は、自分の希望と合わせて確かめてみてください。
聞こえなかったことを隠して、質問と違う回答を続けなくても大丈夫です。分からない箇所を確認できる言い方を、一つ用意しておきたいですね。
まとめ
▶本記事の振り返り
- 音声の問題と質問の意味の問題を分ける
- 聞こえなかった部分を短く伝える
- Web面接の音声不良は状態を共有して対応を相談する
- 質問が分かったら回答へ戻る
面接の質問が聞き取れないときは、不明なまま話し始めず、必要な部分を確認します。短い聞き返しを準備しておくと、慌てた場面でも会話へ戻りやすいですね。