「転職面接でキャリアプランを聞かれても、5年後の自分までは想像できない」「管理職になりたいと言わないと、意欲がないと思われるのかな」と悩んでいませんか。
転職面接では、応募先の仕事で身につけたいことと、その先に担いたい役割をつなげて伝えると、将来像を説明しやすくなります。
立派な肩書きを考えるより、今の経験から無理なく話せる目標を見つけたいですね。
▶本記事の概要
- 転職面接で話すキャリアプランの考え方
- キャリアプランを整理する3つの手順
- 職種別の回答例と目標が決まらない場合の伝え方
- まとめ
- 応募先の仕事と将来像をつなげる
- 志望動機・自己PRとの役割を分ける
転職面接で話すキャリアプランの考え方
応募先の仕事と将来像をつなげる
キャリアプランは、これからどのような経験を積み、どんな仕事を担いたいかという計画です。
まずは求人票から入社後の業務を抜き出し、自分の経験や関心と結びつく点を探してみましょう。
たとえば受発注事務の募集なら、「入力を正確に行う」「納期の確認に対応する」「業務の進め方を共有する」という段階が考えられます。
応募職種と接点のない目標や、実際には望んでいない役職を無理に掲げる必要はありません。
応募先の仕事を調べる方法は、転職の企業研究は何を調べる?やり方・調べること・比較表の作り方で確認できます。
志望動機・自己PRとの役割を分ける
似た質問が続くと、全部同じ回答になってしまうかもしれません。
| 質問 | 中心に話すこと |
|---|---|
| 志望動機 | その会社・仕事を選んだ理由 |
| 自己PR | 現在の強みと、それを示す経験 |
| キャリアプラン | 入社後に積みたい経験と将来の貢献 |
同じ経験を使う場合でも、キャリアプランでは「その経験を今後どう広げたいか」まで話すと整理しやすいですね。
将来の希望そのものが定まらないときは、転職の軸が決まらない人へから働き方の優先順位を考えられます。
考え方の参考:doda「キャリアプランの答え方」
- 入社直後に覚えることを決める
- 数年後に担当したい業務を選ぶ
- 将来の貢献まで短くまとめる
キャリアプランを整理する3つの手順
入社直後に覚えることを決める
最初は、応募先で仕事を始めるために必要な知識や手順を考えましょう。
- 商品・サービスの特徴
- 使用するシステムや仕事の流れ
- 確認先・報告方法・安全上のルール
「一から教えてほしい」だけで終わらず、事前学習や振り返りなど、自分が取り組む行動も添えると具体的になります。
未経験の分野なら、現在学んでいる内容を無理のない範囲で話す形でも構いません。
数年後に担当したい業務を選ぶ
次に、一人で対応できるようになりたい業務や、周囲に役立ちたい場面を書き出します。
数字が浮かばないときは、「定型業務だけでなく例外的な問い合わせにも対応する」といった仕事の範囲から考えてみましょう。
目標の時期は見通しとして伝えるものです。
会社の育成期間が分からないまま、必ず何年で昇進すると約束しなくても構いません。
将来の貢献まで短くまとめる
最後に、積んだ経験をチームやお客様へどう返したいかを加えましょう。
- 入社直後:何を覚えるか
- 数年後:どんな仕事を任せてもらいたいか
- 将来:その経験で誰にどう貢献したいか
練習では、この3点を一度声に出し、細かい説明を足しすぎていないか確認できます。
暗記した文章を一字一句再現するより、伝えたい順番を覚えると話しやすいですね。
- 事務・営業・接客の回答例
- 未経験・管理職を希望しない場合の回答例
- 5年後の目標が思いつかないとき
職種別の回答例と目標が決まらない場合の伝え方
以下は本記事で作成した回答例です。
経験・応募業務・希望に合う部分へ置き換えて利用しましょう。
事務・営業・接客の回答例
事務職の例
入社後は受発注の流れと使用システムを覚えて正確な処理に取り組み、将来は問い合わせ対応や引き継ぎ資料の整備でもチームを支えたいです。
営業職の例
まずは商品知識を身につけて商談を振り返り、継続して相談いただける担当者を目指すとともに、将来は提案の工夫をチームへ共有したいです。
接客職の例
入社後は商品と店舗のルールを覚えて接客の経験を積み、将来は新しく入った方が困ったときにも頼れるスタッフになりたいです。
例文の「資料の整備」「提案方法の共有」などは、応募先で担当する可能性のある仕事かどうかも確認しましょう。
未経験・管理職を希望しない場合の回答例
未経験で事務職へ応募する例
現在学んでいる表計算の基礎を生かし、まずは入力や書類作成を正確に行えるようになりたいです。すぐにすべてを任せていただけるとは考えていません。確認を重ねて経験を積み、将来は接客で培った説明力も社内の問い合わせ対応に生かしたいと考えています。
専門性を深めたい例
今は役職に就くことより、担当分野の知識を深めて判断できる範囲を広げ、その経験を難しい案件への対応や後輩からの相談にも生かしたいです。
管理職を希望しない場合も、自分の成長と周囲への貢献をセットにすると伝えやすいですね。
5年後の目標が思いつかないとき
将来像が曖昧なら、現時点で関心のある業務と、まず取り組むことから説明できます。
「まだ分かりません」だけで話を終えず、今考えている方向を一つ添えてみましょう。
5年後の役職までは決めていません。まずはお客様の相談を一人で整理できる担当者を目指し、入社後の経験を通じて得意分野と対応できる業務を広げたいです。
会社の育成方針を確認したい場合は、転職面接の逆質問は何を聞く?から質問の準備方法を確認してみてください。
自分の回答が応募先と合っているか不安な方は、相談先の選択肢としてtype転職エージェントの特徴・注意点も確認してみてください。
まとめ
▶本記事の振り返り
- 応募先の仕事と、身につけたいことを結びつける
- 入社直後・数年後・将来の貢献の順で整理する
- 役職を無理に掲げず、担当したい業務を具体化する
- 回答例は自分の経験と応募先に合わせて調整する
転職面接のキャリアプランは、将来を完全に決めてから話すものではありません。
まずは応募先で取り組みたい仕事を一つ選ぶところから、説明の軸を作れます。
背伸びのない目標を、自分の言葉で伝えたいですね。