「履歴書に部署異動や昇進は全部書くの?」「同じ会社で異動が多く、職歴欄に入りきらない」と迷っていませんか。
異動・昇進を書くときは、同じ会社に在籍していることを保ちながら、部署や役職の変化を年月順に整理すると分かりやすくなります。
担当業務の詳しい説明は、職務経歴書へ分けると読みやすいですね。
▶本記事の概要
- 履歴書に異動・昇進を書く前の確認事項
- 部署異動・昇進の職歴欄の記入例
- 異動が多い場合のまとめ方と提出前の確認
- まとめ
- 部署・役職の正式名称と年月を確認する
- 同じ会社の異動を退職・入社と書かない
履歴書に異動・昇進を書く前の確認事項
部署・役職の正式名称と年月を確認する
まず、入社日と異動・昇進の年月を、人事発令の通知や手元の記録で確かめましょう。
- 会社名と入社年月
- 配属・異動した部署の正式名称
- 昇進後の役職名と発令年月
- 現在の所属と在職状況
「主任になった年は覚えているけれど、月が曖昧」という場合は、推測で埋めないことが大切です。
確認できる資料がないときは、勤務先の担当窓口へ確認する方法もありますので、提出までの日数に余裕を持ちたいですね。
同じ会社の異動を退職・入社と書かない
会社を辞めずに部署が変わった場合は、会社への入社と、社内での異動を区別して記載します。
部署が変わるたびに「退職」「入社」と書くと、勤務先が変わったように読まれるかもしれません。
履歴書は経歴の流れを伝える書類です。
業務内容や実績を細かく書き込まず、どこでどんな役割を担ったかが分かる形に整えましょう。
学歴・職歴欄の基本は、マイナビ転職の履歴書ガイドも参考になります。
- 入社後に異動し、昇進した場合
- 異動と昇進が同時だった場合
- 部署名の変更・兼務があった場合
部署異動・昇進の職歴欄の記入例
以下は架空の会社・年月を使った記入例です。
実際の人事発令と、応募先から指定された書式に合わせて調整しましょう。
入社後に異動し、昇進した場合
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 2020 | 4 | 株式会社○○ 入社 |
| 営業部に配属 | ||
| 2022 | 10 | 業務部へ異動 |
| 2025 | 4 | 同部 主任に昇進 |
| 現在に至る | ||
| 以上 |
部署異動と昇進が別の月なら、行を分けると変化を追いやすくなります。
役職の呼び方は会社によって異なるため、「リーダー」という通称だけで判断せず、正式な発令内容を確かめたいですね。
異動と昇進が同時だった場合
同じ年月なら、「営業企画部へ異動、係長に昇進」のように一行で整理する方法があります。
一行が長すぎる場合は無理に詰め込まなくても構いません。
| 年 | 月 | 職歴 |
|---|---|---|
| 2025 | 4 | 営業企画部へ異動、係長に昇進 |
「昇格」は社内の等級、「昇進」は役職の変化を指す場合もありますが、運用は会社によって異なります。
等級だけの変更を、役職に就いたように書き換えないことが大切ですね。
部署名の変更・兼務があった場合
業務や所属の実態が同じで名称だけ変わったなら、「組織改編により営業推進部へ名称変更」など、異動と区別できる表現が使えます。
部署名変更だけの記載が増えて読みにくくなるときは、職務経歴書で補足する形でも構いません。
兼務なら「営業部に在籍し、営業企画室を兼務」のように、元の部署を離れていないことも示しましょう。
出向・転籍は雇用関係の確認が必要になるため、この社内異動の例へ機械的に当てはめないことが大切です。
- 履歴書と職務経歴書で説明を分ける
- 役職だけでなく実際の担当業務を補足する
- 年月・名称・他の応募情報を照合する
異動が多い場合のまとめ方と提出前の確認
履歴書と職務経歴書で説明を分ける
職歴欄が足りないときは、まず業務説明を減らし、会社名・入退社・主要な部署や役職の変化が伝わるか確認しましょう。
応募先から全異動歴の記載を求められている場合は、その指定を優先しましょう。
指定がなく、店舗間の異動などが多い場合には、同一企業内での異動をまとめ、詳細を職務経歴書に記す方法もあります。
勤務先そのものや在籍期間を省き、別の経歴に見せることとは区別したいですね。
本記事で作成した、異動歴をまとめる場合の表現例です。
2021年4月 株式会社○○ 入社
販売部に配属。以後、同社のA店・B店・C店にて販売業務を担当
※各店舗の在籍期間・担当業務は職務経歴書に記載
現在に至る
主要な昇進や、応募職種と関係の深い異動は、年月を独立させると経験が伝わりやすくなります。
書類全体が長くなる場合は、職務経歴書が長すぎる時は?枚数の目安と短くまとめるコツも参考にしてみてください。
役職だけでなく実際の担当業務を補足する
同じ「主任」でも、担当する範囲は職場ごとに違います。
履歴書で役職を示し、職務経歴書で「担当者の相談対応」「発注確認」「新人への操作説明」など、実際に行ったことを整理しましょう。
- 自分が担当した業務
- 任されていた判断・確認の範囲
- 指導や取りまとめを行った対象
- 確認できる成果や改善内容
人数や成果を大きく見せる必要はありません。
実績の書き方に迷う場合は、職務経歴書に書くことがない?実績が少ない人の書き方と具体例で日常業務の整理方法を確認できます。
年月・名称・他の応募情報を照合する
最後は、履歴書と職務経歴書、応募フォームの3つを並べて確認しましょう。
- 西暦・和暦の使い方をそろえる
- 異動・昇進の年月を資料と照合する
- 役職名・部署名の表記をそろえる
- 現在の所属と在職状況を確かめる
- 省略した異動の詳細を別書類で追えるか確認する
表現を整理しても迷いが残るなら、応募書類の相談先としてtype転職エージェントの特徴・注意点を確認できます。
紙の書類を照合する方は、A4書類が折れずに入るクリアファイルがあると扱いやすいですね。
面接へ持参するときの整理にも使えますが、手元にあるもので対応できるなら、新しく購入する必要はありません。
まとめ
▶本記事の振り返り
- 異動・昇進は正式名称と年月を確かめて記載する
- 社内異動を退職・入社として扱わない
- 異動が多い場合は主要な経歴と詳細説明を分ける
- 履歴書・職務経歴書・応募フォームの表記をそろえる
履歴書の異動・昇進は、すべての業務を詰め込むより、経歴の流れが伝わる形に整理すると読みやすくなります。
まずは人事発令の記録を確認し、どの変化を履歴書に残すか考えてみてください。