「大学を中退しているけれど、履歴書にはどこまで書くの?」「理由まで書くと不利にならないかな」と迷っていませんか。
履歴書では、入学と中途退学の事実を年月とともに記載します。理由を長く説明するより、経歴が正しく伝わる書き方を整えることから始めたいですね。
▶本記事の概要
- 履歴書に中退歴を書くときの基本
- 高校・専門学校・大学を中退した場合の記入例
- 面接での中退理由と提出前の確認
- まとめ
- 入学と中途退学を分けて記載する
- 中退理由は必要に応じて簡潔に添える
履歴書に中退歴を書くときの基本
入学と中途退学を分けて記載する
学校名を正式名称で書き、入学と中途退学を別の行に記載します。大学なら学部・学科も含めると、所属が伝わりやすいですね。
退学年月が曖昧な場合は、学校の書類や窓口で確認してください。実際に通わなくなった月と、手続き上の退学月が異なる場合もあります。
中退した学校を卒業したように書くことは避けたいですね。応募フォームに最終学歴の選択欄がある場合も、卒業・中退などの区分と入力案内を確認してください。
中退理由は必要に応じて簡潔に添える
学歴欄では中途退学の事実を示し、理由を添える場合も短くまとめます。「家庭の経済的事情により中途退学」のように、事実に沿う表現が基本ですね。
記入欄が狭いときに、細かな事情まで詰め込む必要はありません。応募先から指定された説明欄があれば、そちらで整理してください。
- 高校を中退した場合
- 専門学校を中退した場合
- 大学を中退した場合
高校・専門学校・大学を中退した場合の記入例
高校を中退した場合
以下は架空の記入例です。学校名と年月は自分の経歴に置き換えてください。
| 年月 | 学歴 |
|---|---|
| 2022年4月 | ○○県立△△高等学校 入学 |
| 2023年9月 | ○○県立△△高等学校 中途退学 |
前後の学歴も履歴書の形式に合わせて記入します。この2行だけで学歴欄全体が完成するわけではない点に気を付けたいですね。
専門学校を中退した場合
| 年月 | 学歴 |
|---|---|
| 2021年4月 | ○○専門学校 △△学科 入学 |
| 2022年3月 | ○○専門学校 △△学科 中途退学 |
コース名の扱いが分からなければ、学校発行の書類にある表記を確認してください。略称ではなく正式名称でそろえると安心ですね。
大学を中退した場合
| 年月 | 学歴 |
|---|---|
| 2020年4月 | ○○大学 △△学部 □□学科 入学 |
| 2022年9月 | ○○大学 △△学部 □□学科 中途退学 |
在学中の休学と中途退学は異なる状態です。休学中なのか、退学手続きが済んでいるのかを分けて記載してください。
転校・編入・再入学がある場合は、それぞれの年月と事実を時系列に並べます。高卒認定は高校卒業そのものとは異なるため、学校の卒業歴として置き換えないことも大切ですね。
- 理由・その後・今できることの順で伝える
- 年月と応募書類の整合性を確認する
面接での中退理由と提出前の確認
理由・その後・今できることの順で伝える
面接では、中退理由を短く説明したうえで、その後の経験と現在の応募につながる話を添えます。学校への不満だけで終わらない形に整えたいですね。
以下は説明の組み立て方を示す架空例で、実際の体験談ではありません。
家庭の経済的事情で学費の継続が難しくなり、大学を中途退学しました。その後は小売店で勤務し、接客と在庫管理を担当しています。今回は、そこで身に付けた確認作業やお客様への説明経験を生かしたいと考え、応募いたしました。
事情が違う場合は、内容をそのまま使わず、自分が説明できる事実へ置き換えてください。経験を大きく見せる必要はありません。
年月と応募書類の整合性を確認する
- 入学・中途退学の年月が書類と一致しているか
- 学校・学部・学科の名称を省略していないか
- 履歴書と応募フォームで経歴が食い違っていないか
- 理由を添えた場合、面接でも同じ事実を説明できるか
中退歴だけでなく、応募条件にある学歴・資格・経験も確認します。条件の意味が分からなければ、採用窓口に確認してから応募すると安心ですね。
まとめ
▶本記事の振り返り
- 入学と中途退学を正式な学校名・年月で記載する
- 理由を添える場合は短く、事実に沿ってまとめる
- 面接では中退後の経験と今できることも伝える
- 提出前に応募フォームとの整合性を確認する
履歴書の中退歴は、事実が伝わる形に整えることが出発点です。年月と名称を確認し、面接で説明する内容も短く用意しておきたいですね。
参考情報(2026年10月10日確認):リクナビNEXT:中退歴の書き方/doda:履歴書の中退の書き方